地盤・地質調査・
地盤補強工事

お施主様の大切な財産である住まいの不同沈下や圧密沈下を未然に防ぐために。

MS工法の特長

地震による基礎の変形が生じ難い。

格子状改良体をバランス良く配置して剛性を高め地震動を一点に集中させない基礎変形抑制効果。

柱状改良

中央部が接地圧分布の最大値

柱状改良配置図

MS工法

改良面で荷重を受ける

MS工法配置図

その他の特長

  1. 施工時の残土処分量が少ない
  2. 狭小地での施工が可能
  3. 隣地の建物等に悪影響を及ぼし難い
  4. 擁壁の底盤に影響を与えない
  5. 地下埋設文化財に対応可能
  6. 土地の有効活用が可能

MS工法施工完了イメージ

  1. 小型ショベルを用いて、所定間隔・所定深さに地盤を掘削します。
  2. 掘削した土に、地盤改良材(セメント系固形材)を混合・攪拌します。
  3. 混合・攪拌した土の埋め戻し転圧を行い、連続梁的な改良体を構築します。
  4. 連続梁的な改良体の構築が完了後、さらに地業転圧を行う。
  5. 一体化した連続梁的な地盤改良体(S)の上に、ベタ基礎(M)を構築します。

MS工法の支持力構成概要

  1. 建築地盤の原地盤支持力度
  2. 改良体側面の周面摩擦力度
  3. 改良体の先端支持力度
  4. 原地盤内の拘束作用による支持力度向上

接地圧分布の均等化による不同沈下抑制効果

中央部が接地圧分布の最大値

不同沈下沈下量が大きい

荷重縁部(側方拘束のないとき)

接地圧分布が等分布形に近い

不同沈下沈下量が小さい

荷重縁部(側方拘束のあるとき)

MS工法

MS工法はどのような建物に使用できるのですか?
地上3階以下の建築物で、建物接地圧35kN/㎡以下のベタ基礎建築物で使用が可能です。
MS工法最大の特長はどのようなものですか?
建物が建築される部分の地盤を格子状(概ね縦と横の線が交差している状態)に地盤改良して、建物の不同沈下を防ぎます。
地盤を格子状に改良するとなぜ建物は安心なのですか?
軟弱地盤の上に建物が接地すると、建物の荷重が地盤に伝わり土が外に逃げる動きをします。
建物が建築される範囲の地盤を格子状に改良することにより、軟弱な土が外に逃げる動きを格子状の改良壁で抑制して基礎直下地盤の沈下抑制をすると共に、改良体先端の支持力を併せて建物を支えます。
建築技術性能証明工法とはどのようなものですか?
建築技術水準の向上に寄与することを目的として、その技術内容が開発目標に到達していることを確認するために実験を行い、実験や検討の内容が性能証明委員会で認められた工法です。MS工法は、戸建住宅向けに開発された格子状浅層地盤改良工法で、第三者機関から業界初の技術評価を頂いた工法です。
格子状改良の深さはどのようにして決定されるのですか?
戸建住宅の建設時に一般的に用いられスウェーデン式サウンディング試験の結果や地歴、現況地盤の状態等から格子状改良の深さが決定されます。
格子状改良の深さはH=300mm、H=500mm、H=750mm、H=1,000mm、H=1,250mm、H=1,500mmの6種類です。
※調査データによっては、格子状改良に湿式柱状改良等が併用となります。
全面地盤改良工法(表層改良工法)との違いは何ですか?
下図のように表層改良と同じ改良設計深度で比較しても、地盤を格子状に改良することにより、施工に使用するセメント系固化材料は約1/2程度となります。また、排出される残土量も軽減されますので、総合的なコスト圧縮が可能となります。
杭工法との違いは何ですか?
杭工法の場合、概ね地盤深層部付近の固い地盤まで杭を打設します。当然、地中深くまで杭を打設すると高額な費用がかかります。戸建て住宅の荷重は、基礎下2.0mまでに大きく影響を及ぼすと考えられているので、基礎下2.0mまでの地盤補強工法で設計可能なMS工法は、戸建住宅に最適な工法といえます。
環境面に配慮されている工法みたいですが、他にはどのような特長がありますか?
MS工法の施工にあたり使用する主たる重機は、重機幅1700mm程度の小型バックホウです。そのため、狭小地での施工も可能なことが多く、重機搬入等でも出来る限り近隣対策に貢献できるようにしております。
土地の将来性(不動産売買時等)を考慮した場合、どのような工法が最適ですか?
長年住まいを守ってくれた地盤補強工事が、将来土地を売買する時に土地の評価を下げることもあります。土地の評価は、新しく購買される方の土地利用計画によって既存の土地が評価されますので、もし細かく気にされるのであれば撤去し易い工法が理想です。
MS工法の業界知名度はどれ位ですか?
MS工法の全国における累計施工実績棟数は、35,000棟以上です。本工法のように第三者機関から技術評価を取得している戸建住宅向けの地盤改良種別では、現時点で上位三位以内に入る累積施工実績数を誇っています。
MS工法を採用した場合、保証はつくのでしょうか?
MS工法採用して頂いた建築会社様には、不同沈下に対して10年間の保証書を発行致します。
また、別途地盤保証会社を要望される場合も対応は可能です。
MS工法の施工期間は何日程度かかりますか?
建築物の大きさや改良する施工深度によっても異なります。1階べた基礎面積60㎡程度の大きさで考えた場合、改良深度H=300mm施工で約1日、改良深度H=1500mm施工で約3日となります。
※柱状改良併用の場合は、先行で打設する柱状改良で2日程度日数が更に掛かります。
MS工法は砕石地業を削減できると伺ったのですが、それはなぜですか?
砕石地業は地盤の仕上げ面の平滑さ等、基礎と地盤のなじみを良くするため行うものです。
MS工法は格子状に改良された部分以外も整地施工致しますので、砕石地業が削減が可能です。
また、砕石を通さず地盤に直接基礎ならびに建物の荷重を伝達させることは、格子状に 囲まれた地盤の拘束効果に寄与しています。
MS工法の施工で、基礎外周部の改良体が若干内側に配置されて施工されているのはなぜですか?
建物空き寸法が少ないケースにおいて隣地ブロック等の構造物に悪影響を及ぼし難く、設備配管スペースの確保をし易くするためです。
MS工法の施工は、雨天時でも可能でしょうか?
多少雨が降っても施工は可能です。土砂ぶりが続く場合は、ランマー転圧に影響が出る可能性がありますので、施工ができないこともあります。
MS工法施工時使用されるセメント系固化材とはどのようなものですか、
また用いた場合の特長はどのようなものですか?
従来の石灰系固化材では固化されにくい土質に対応したもので、セメントを母材に有効成分を添加したもので、比較的幅広い土質に対応可能な固化材です。
また、図のように地盤は、土粒子と水と空気で成り立っており、地盤内の空気量や含水量が多い地盤程、基本的には軟弱な地盤となります。地盤を締め固めることにより、地盤内の空気が圧縮され地盤の強度が増します。これを大昔は、木製の蛸銅突き等で締固めをしておりましたが、現在は機械による締固めを行っております。
また、セメント系固化材を使用すると土粒子同士の結合力が増すので、ただ締固めを行うよりも、更に地盤の強度が増します。
MS工法の品質管理(強度確認)は、どのようにして行われるのですか?
強度確認自体は、現場の土とセメント系固化材を混ぜてモールドコア供試体を作成して、第三者機関で強度試験を行います。土質によって強度の違いはありますが、木造20kN/㎡の荷重に対して、MS工法改良体の設計基準強度は150kN/㎡となります。

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